特徴
- 直売所での切り花販売において,POSデータなどから,欠品による売り逃し分を含めた需要量の事後的な推測や,日内・週間・年間の需要量を事前に予測するソフトウェアです。需要量の目安を,直売所スタッフが出荷者に提供することに利用できます。また,これら機能のうち一部のみの利用もできます。
- 本ソフトウェアはExcelファイル(マクロ有効ブック)です。
配布
「直売所における切り花需要の予測ソフト」の利用を希望される方は,プログラム利用申請書によりお申し込みください。 生産者その他農業関係者(会社等の営利目的利用を除く)に限り,会費や利用料などは不要です。 ただし,外国での利用や外国籍をお持ちの方の利用には別途手続きが必要となります。
- 直売所における切り花需要の予測ソフト プログラム利用申込書 (PDF 約 138kB)
- 直売所における切り花需要の予測ソフト 操作マニュアル (PDF 約 1.41MB)
参考資料
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収穫後開花調節による特定日開花技術,
地方独立行政法人大阪府立環境農林水産総合研究所「直売切り花技術情報」(外部リンク)からダウンロード
動作環境
- アプリケーション・ソフトウェアとして,Microsoft Excel 2007 / 2010 が必要です。
- PCおよびOSについては,Microsoft Excel 2007 / 2010 の必要システムに準じます。
想定される利用場面
- 本ソフトウェアは,切り花を販売する直売所スタッフが使用することを想定しています。日内予測は,当日の追加的な出荷を出荷者に要請する際の参考にできます。直売所スタッフによる週間予測に合わせて,ユリの開花予測技術(2012年度成果情報「ユリ切り花の開花日予測・処理導出ソフトウェア」,特定日開花技術(同「小ギクとユリのつぼみ期収穫切り花の特定日開花調節技術(外部リンク)」を出荷者が利用すると,需要量に合わせた出荷が可能となり,効果的と考えられます。売り逃し推測と年間予測は,総会などの会議や部会活動などにおいて次期の検討材料にできます。
利用上の留意点
- Excelマクロを組み込んでいますので,Excelのセキュリティを「中」で利用して下さい。
- 本ソフトウェアを運用する際には,本ソフトウェアの結果をもとに,例えば天気やイベント情報,競合店舗の状況などの個別事情を別途勘案することをおすすめします。
- 推測・予測対象品目は,POSレジスターに品目コードが設定されている必要があります。
付記
- 本プログラムは,新たな農林水産政策を推進する実用技術開発事業「都市域直売切り花の需要に対応する特定開花・常温品質保持技術の開発(課題番号:22072)」の研究成果を含みます。
- 本プログラムの著作権その他一切の権利は,独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構に帰属します。
更新履歴
- Ver.1.00(2014/XX/XX)
- 本ソフトウェアの配布を開始しました。