発行年月日:2009年3月
概要:
平成18年6月に「担い手経営安定新法」が施行され,一定の要件を満たす集落営農が品目横断的経営安定対策の助成対象として位置づけられるに至りました。
本冊子は,農業改良普及センターやJA等の指導機関の職員の利用を念頭において,それを円滑に進めていくための留意点や推進方策を整理したものです。
第Ⅰ章「集落営農に関する基礎知識」では,集落営農の定義,集落営農の機能,集落営農のタイプ等についての基礎的な情報を提供し,第Ⅱ章「集落営農の今日的特徴」では,農林水産省の統計データを利用して,様々なタイプの集落営農がどのように展開しているかについて整理しています。そして,第Ⅲ章「集落営農組織化の留意点」では,品目横断的経営安定対策下で集落営農が成長・発展していくための留意点について提示しました。最後の第Ⅳ章「集落営農組織化の推進方策では,集落営農の組織化を具体的に進めていく上でのポイントについて整理しています。